シールドトンネル縦断方向耐震設計計算プログラム Shield Pro

地盤の動的2次元非線形FEM解析によって地盤地震応答変位を算定し、非線形3次元応答変位法による立坑・シールドトンネル系の応答値を算出し、シールドトンネルの耐震性を照査するプログラムです。主な特長と概要は次の通りです。

大幅な省力化! 大幅な検討時間短縮! 大幅な作業ミス減らし! 

◎地盤の非線形動的FEM解析による地震応答を算定

 ・FEMモデルは100%自動作成!EXCEL表で地層線を入力するだけでFEMモデルを瞬間的に自動作成。不整形傾斜基盤対応、谷状断面対応。

 ・面内加振、面外加振動、面外と面内同時加振(入射角度対応)

 ・位相差入力(モデルの左側から右側へ、右側から左側への伝播を想定)

 ・ROモデル、HDモデル、線形モデル(等価線形剛性対応)

  G/Go-r曲線完全フィッティング(100%)モデル

◎3次元非線形構造解析による応答変位法

 ・3次元立坑ーシールドトンネル全体モデル(モデルは完全自動作成)

 ・シールドトンネルは圧縮剛性と引張剛性が異なる非線形モデル

 ・セグメント圧縮応力、ボルト引張応力、目開き量、

  および立坑接続部抜出量の照査

 ・入力地震波の全時刻における自動耐震照査が可能。照査時刻を定める必要はなし(横断方向の検討では上下端相対変位が最大となる時刻を照査時刻にするのが一般的ですが、縦断方向の検討では地盤構成が変化し、トンネルの線形も変化するため、照査時刻を定めるのが大変難しい。Shield Proでは全時刻における照査が可能であり、照査時刻検討の必要はないです)

EXCEL表による入力

 ・入力データは計算書に用いるEXCEL表そのまま